«  2011年12月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2011年12月25日

18日の大阪に続いて、愛知県岡崎にある生理学研究所で開かれた
「痛みと神経機構」という集まりに行ってきました。
2日間のセッションで、普通の学会と違い、発表者へかなり熱い質問が出たり
して、なかなか熱心な人たちの集まりでした。
ほとんどが大学で基礎研究をされている先生方です。
実験のデザインや手法などは、臨床家の私にはまったくイメージが付きません。
ただ、国内の痛み研究、特に歯科と関連したところがどの程度進んでいるのか
が分かり、臨床へのヒントもいただきました。

余談ですが、生理学研究所の研究者に高校の同級生がいて、高校卒業以来20数年ぶりの再会
を果たすことができました。
夜に二人で食事して、昔話や現状、将来の話をすることができました。
東大から国内外の大学を経て立派に業績を上げている彼を、友人の一人として誇らしく思います。
私は足元にも及びませんが、臨床家としてできることを一つ一つやっていきます。

2011年12月17日

私は医療人を自負しています。
ただまだまだ未熟で半人前だと感じています。
大学のころよりよっぽど今のほうが勉強しています。
書籍や論文、学会誌などなど。
いくらでも学ぶべきことがあります。

「本当に熱心なんですね」
昨日、ある方にそう言われました。

なんでそんなに歯科医療に熱心なのか。

患者さんがいるからです。
患者さんに本当に良いことがまだまだできていないからです。
毎日のように患者さんからのご相談を、直接間接的に
受けながら、より良くより良くと考えるとあれもできていない
これも知らない。
必要なことが次々に出てきます。

患者さんに
「もっともっと」と
突き動かされているように感じます。

明日は大阪での勉強会。

どっかの歯医者さんたちのように、ゴルフなんかしてられ
ますかいな。

2011年12月10日

歯科医師という仕事の人気が落ちているそうだ。

国立大学の歯学部の偏差値も暴落している。

医学部が入りやすくなっていることもあるだろう。

わが母校などは、一説には私が受験したころよりも

偏差値が10以上落ちていると聞く。

これはすべての歯科大学に共通することだろう。

歯科医師が不人気で、歯科大学に学生が集まらず

優秀な人材が集まらない。

すると何が起こるか。

難しい歯科医療を担える若者はどんどん少なくなり

頭を使う必要のないDentistryへと流れていく。

歯科医療までもDentistry化されていく。

実はすでにその兆候はある。

日本の歯科医療の未来に大変な危惧を覚える。

私の下にいる歯科医師、歯科衛生士はほとんどが20代。

30代のものもまだなったばかりという若さだ。

そのほとんどが

「吉見先生の下で勉強したい」

と言う。

ただこの「勉強」の認識が私のものと違う。

ちょうどひなどりが親からえさをもらうがごとく。

「さあ先生、何を私に与えてくれるのですか」

口を開かない代わりに真っ白なノートを広げて。

予習して分からないところを質問するわけでもなく、

復習して質問するわけでもない。

不思議だ。

過保護な家庭環境のせいか。

至れり尽くせりの受験教育のせいか。

それでいて自分があり、根拠のない自信がある。

先日ピカルの定理でそんなコントをやっていた。

私はハライチの坊主頭か。

かつて私の歯科の恩師は、私の胸ぐらをつかんで

こうおっしゃった。

「失敗したら殺されると思え」


一方、かつて私の拳法の師範はこうおっしゃった。

「子供叱るな来た道じゃ。年寄り叱るな行く道じゃ。」

30歳はまだまだ子供か。

ただ私には伝えなければいけないものがある。

それをどう伝えていくのか。

ありがたい先達の教えを胸に、大きく深呼吸をして

しっかり若者と対峙していきます。

« 2011年11月 | メイン | 2012年1月 »

Categories

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
○○医院 院長 山田太郎

吉見歯科・口腔外科クリニック
院長 吉見洋志

口腔科医にしかできない矯正があります!

「歯並びのコンプレックスから開放されたい」 「人前で口元を隠さず、笑顔になりたい」・・・ 切なる悩みや願いを抱えているあなたへ。

はじめまして。吉見歯科・口腔外科クリニック院長の吉見です。 「審美歯科」「矯正専門歯科」の広告を眺めながら、「一日も早く、美しい口元を手に入れたい!」と思っておられることでしょう。

でも、ちょっと待ってください!

矯正は、「歯」「口腔」という、大切な身体の一部に影響を与える処置です。 本当に、エステに行くような感覚で「矯正」していいのでしょうか?